結論:ブロックテーマとは、theme.jsonでデザインを一元管理し、サイト全体をブロックエディタで編集できるWordPressの新世代テーマ形式です。WordPress公式が推奨する標準の方向性です。
クラシックテーマと何が違う?
クラシックテーマはPHPテンプレートで見た目を制御しますが、ブロックテーマはHTMLテンプレートとtheme.jsonで制御します。色やフォントがデザイントークンとして一元化されるため、ブロックプラグインを追加してもサイト全体のトーンが崩れにくいのが特長です。主な違いを表にまとめます。
| 比較軸 | クラシックテーマ | ブロックテーマ |
|---|---|---|
| テンプレート | PHPファイル | HTMLファイル+ブロック |
| デザイン管理 | CSS・functions.phpに分散 | theme.jsonに集約 |
| 編集範囲 | 本文のみ(それ以外はコード) | ヘッダー・フッター含む全体 |
| 公式の位置づけ | 従来方式(維持) | 推奨・開発の中心 |
theme.jsonがもたらすメリット
theme.jsonは色・フォント・余白などを「デザイントークン」として定義する仕組みで、詳細はWordPress公式のテーマハンドブックで解説されています。トークン化されたデザインはサードパーティのブロック集にも自動継承されるため、拡張しても統一感が保たれます。
導入時のチェックポイントは?
- WordPress 6.6以上で運用しているか(theme.json v3対応)
- 使用中のプラグインがブロックエディタに対応しているか
- 編集権限をどこまでユーザーに開放するか決めているか
- SEO・AI検索対策(構造化データ・llms.txt)をテーマとプラグインのどちらが担うか整理したか
移行の進め方
既存サイトからの移行は「新規ページから段階的に」が定石です。まずは影響の小さいランディングページや特設ページをブロックテーマで作り、運用に慣れてから全体を切り替えます。AI検索を含めた集客設計はAIO(AI最適化)の解説記事を、制作のご相談はお問い合わせをご覧ください。
よくある質問
クラシックテーマは使えなくなりますか?
当面は使えます。ただしWordPress本体の新機能開発はブロックテーマ中心に進んでいるため、新規サイトはブロックテーマでの構築を推奨します。
既存のプラグインはそのまま使えますか?
多くのプラグインはそのまま動作します。エディタ画面を拡張する古いプラグインのみ、ブロックエディタ対応版への切り替えが必要になる場合があります。